最近よく記事で見かけるのが日本に来て忍者に会いたいとか、本気でまだ日本には忍者や侍がいると思っている外国人が少なからずいるという事。
「いやいや、そんなヤツおらんやろ」って日本人は思いますが、実際離れた国ではそのように思っている方もいるのです。
勘違いの原因はTVにあり
私の妻は始めて日本に来る時に、多くの日本人は着物で生活しているかもしれないと思っていたそうです。
マジ?って思うかもしれませんが本当の話。
これには2つの原因があって
- 日本人が思っているほど海外の人間は日本には興味ない
- テレビで見る日本は時代劇・京都(舞妓)が多い
まず日本に興味が無いという部分ですが、そりゃそうですよね。例えばあなたは「ホンジュラス」に興味ありますか?どのような生活を送っているか知っていますか?
そう親日国と言えども関係する人以外は全く日本になんて行くとは思ってませんし、日本を知りたいなんて思わないです。ただ入ってくる日本の情報といえばアニメ・侍・忍者くらいw
最近ではサッカーがアジアの中では頭角を表した事で、サッカーから日本をよく知るインドネシア人も増えています。(因みにインドネシアのサッカープロリーグのBandungに本拠地を置くチームに「大友」という日本人選手が大人気です。)
TVで放送されるのも時代劇や京都の観光情報となれば、日本の女性は着物を着ていると思われても仕方がないのかと思いました。
逆にインドネシアにどんなイメージがありますか?
日本でインドネシアに関して放送されるのは
- バリ島
- 人里離れた森で暮らす民族
- 田舎の町並み
このような放送が多いかと思います。バリといった観光地は綺麗で当たり前ですが、パプア・ニューギニア島の民族や田舎の地域で日本人に会うというような番組をみて、日本よりも田舎って思ってませんか?
[ジャカルタスティ]
完全に都市ですよね。また離れたBandungという街に妻の家がありますが、そちらも全然都会です。
ただ信号少なくて渋滞がウザいですがw
そうお互いにの話ですがTVで見る景色がスタンダードと思ってしまうのが大きな勘違いを生んでいます。
そりゃ忍者に会いたいって人もでてくるよ
本物の忍者に会えないの?ってインドネシアでも聞かれた事がありますが、
「本物の忍者は姿を見せず仕事をするから、もし忍者を見た時はそれはあなたが死ぬ時ですよ」って答えておきました。
私のこの発言が彼にさらなる誤解を生んだかどうかは定かではありません。
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