iCloudの機能とストレージプランを変更する方法
iPhone6が騒がれていますが、あと少しでiOS8が登場しiCloudがグッと使える機能が増えそうです。有料ストレージの価格も安くなったので取り敢えず20GBのプランにアップグレードしてみました。
iCloudはどのように進化するのか、またストレージをアップグレードする方法をまとめてみました。
iCloudで出来る事
これまでiCloudは対応アプリによって勝手に使われるクラウドという印象で、自分から活用するというものではありませんでした。iOS8・OS X YosemiteからiCloudは機能が強化されより自分なりの使い方ができるようになります。
iCloud Drive
今回のアップデートでiCloudはDropboxのような感覚でクラウド上にファイルを出し入れ出来るようになります。どのくらいのスピードで利用できるのかはまだわかりませんが、この辺りは開始後にまたレビューします。
ファミリー共有
最大6人まで家族との連携が捗るようになります。
- iTunes Store、iBooks Store、App Storeで購入したコンテンツ
- 家族の写真
- カレンダー
- 位置情報
- ファミリーオーガナイザー
コンテンツの共有は凄くありがたいですね。同じゲームを妻のiPadを使って子供がプレイしたい時にわざわざ購入し直す事がなくなります。
またお父さんのクレジットカードを登録していて、ファミリーオーガナイザーに設定しておけば奥さんや子供が購入する場合にお父さんのクレジットカードから払うことが出来ます。勿論お父さんの端末に確認が通知されるので承認を出す前に聞くことも可能です。
ただ気になるのは位置情報の共有で、自分が何処にいるのかが知られちゃうは困るという方は厳しいかも。わざわざ妻に「位置情報は共有しない」って言うのも不自然ですよねw
写真共有
共有フォルダを作成すれば友人や子供の親同士(スポーツクラブ等)で写真の共有が簡単に出来ます。積極的に写真を共有する方はストレージ容量を増やしておくといいですね。
その他の機能
- iTunes Store、iBooks、App Storeで購入したものにiCloudからアクセスできる
- iPhone、iPad、Macを探す
- Safariキーチェーン
- バックアップ
これだけの機能が使えるのですから活用しない手はないですよね。ただ気になるのは最近話題になったiCloud漏洩ニュース。海外セレブの写真流出でセキュリティの懸念が記事になっていました。
取り敢えずはiCloudへのハッキング形跡はないというAppleの発表なのですが最低でも2段階認証は設定しておくほうがいいでしょう。
iCloud ストレージアップグレード方法
iCloudの有料ストレージですが料金がかなり安くなったので20GBのプランに登録してみました。私はiPhoneからアップグレードしましたがMac・iPhoneでのやり方を書いておきます。
Macでのストレージプラン変更
『システム環境設定』⇒『iCloud』を選択し右下の『管理』をクリック
右上の『ストレージプランを変更』をクリック
変更したいプランを選んで右下の『次へ』に進んで確定して下さい。
iPhoneでのストレージプラン変更
『設定アプリ』⇒iCloudをタップ
ストレージプランの無料の部分をタップし変更したいプランを選択し右上の『購入する』をタップして確定させます。
まとめ
ストレージプランは
- 5GB:無料
- 20GB:月額100円
- 200GB:月額400円
- 500GB:月額1,200円
- 1TB:月額2,400円
取り敢えず慌てて有料のストレージプランに変更することはないと思いますが、私はMacにあるファイルをDropboxとiCloudの2つで使い分けて管理しようと計画しています。
実際使ってみないと安定性などはわからないのですが、先々で変更する際に「りんご人に記事があったな」と思い出して頂ければ幸いです。