私はMacの新OS Yosemite待ちの為、iOS8にアップデートしたもののiCloud Driveはまだ使っていませんが、Dropbox同様に今後重要なクラウドストレージの1つになるのは間違いありません。
そこでセキュリティ強化の為にも2ステップ確認は勿論ですが新しい「App用パスワード」も設定しておきましょう。
iCloud 2ステップ確認
Apple IDの2ステップ確認がiCloudでも有効になったわけですが、簡単に説明すると初めての端末でiCloudにアクションする際自分の所有している端末を登録しておくことで認証IDを送ってくるサービスです。
当然自分の端末であれば問題なくコードが表示されるので、それを見て新たな端末を有効化するわけです。
[ss url=”http://ringobito.com/web/apple-id-ninsyo/” width=”160″ class=”alignleft” title=”Apple IDに2段階認証を設定する手順” caption=”りんご人過去記事:2ステップ確認の設定方法を書いています。” hatebu=1 tweets=1 likes=1 rel=”nofollow” alt=”Apple IDに2段階認証を設定する手順”]
iCloud Driveになると更に大事な資料などを保存するようになると思います。まだ認証を行っていない方はこれを機会に是非設定しておきましょう。
App用パスワードとは
そして「App用パスワード」なんですが、先日Appleからこのようなメールが届きました。
Apple IDの2ステップ認証を行ったユーザーには届いていると思いますが、まさかスルーしてませんよね?ちょっと気になる文章を抜粋すると
iCloud で2ステップ確認をサポートしていないサードパーティ製 App(Microsoft Outlook、Mozilla Thunderbird、または BusyCalなど)をご使用の際でも、App 用パスワードを作成して安全にサインインしていただけます。
要はiCloudのアカウントを登録する際に2ステップ確認をサポートしていないサービスの場合はiCloudのパスワードを使用するわけですが、そこに脆弱性があるとiCloudの情報が持っていかれますよ!
だからApp用のパスワードを作成しておいて使用すれば、もしそこでセキュリティ被害にあった場合も被害を最小限に食い止めることが出来ると解釈出来ます。
これは取り敢えず作成しておいたほうが良さそうってことで早速設定しました。
App用パスワード作成方法
上記のメール文章にも書かれてますが
- 「My Apple ID」へサインイン
- 「パスワードとセキュリティ」を選択
- 「App 用パスワードを作成」をクリック
このあと手順に従って進めれば簡単にパスワードの作成が出来ます。
またApp用パスワードは最大で25個まで作成出来ます。これらを使って2ステップ確認に対応していないサードパーティ製のサービスを使えば、1つのリスクから大変な被害に拡大するリスクヘッジになりますね。
まとめ
とにかくクラウドサービスなんかは非常に狙われやすいので出来るだけ安全に利用できるものとして自分での対策も重要です。
またiPhone6といった新しい端末が増えたら忘れずに端末登録しておくのも忘れないようにしましょう。