ソーシャルの普及でよく見かけるようになった短縮URL。そもそも何の為に使われているもので、安全なのかもユーザーにはわかりにくいですよね。
そこで何故短縮URLが使われるのか?という様々なケースの解説と短縮URLの移動先を調べる方法を書いておきます。
そもそも短縮URLを使う理由
ネットでは様々な情報が様々な手段で配信されています。勿論善良なサイトばかりでなく、クリックしただけでポップアップが立ち上がりえらいことになる場合もあります。でも短縮URLを使っているのはそれだけでなく、様々な考えでサイト運営者は使っています。
1.Twitterの文字数制限回避
一番お目にかかるのがこのケースだと思います。
Twitterは140m文字の制限があるため、長いタイトル+長いドメイン名の場合非常にややこしい。そこで短縮URLを使ってスッキリ見やすくしているブロガーが多いんですね
今日書いた記事 GTDが十中八九上手くいくフォーカスの考え方 http://t.co/jDfYTkfxIu
— Akira Minami (@dnc_akira) 2013, 12月 13
Twitterの私の投稿ですが、bit.lyという短縮URLサービスを使っています。
CHECK! bit.lyの転送先を表示する方法
このbit.lyから始まるURLはURLの最後に『+』をつけて検索すると転送先がわかっちゃうんです。
要するに「bit.ly/18FmOqT」⇒「bit.ly/18FmOqT+」にします。
こんな感じで転送先が丸裸ですから、安心して見ることが出来ますね。
2.アフィリエイトの転送URL
アフィリエイトサイトなんかを作る場合に自分のドメインでアフィリエイトコードを管理(転送)して運営するのは常套手段になっています。これには理由があって、アフィリエイトは広告が終了することが稀ではないので、いちいち全てのページの広告を張り替えるのは大変です。
そこでリダイレクトのプラグイン等を使ってアフィリエイトコードを管理し、停止時にはリダイレクトのプラグイン内のコードだけ差し替えればいいようにしています。
通常は全く悪意があってしているわけではないと思いますが、サイトのジャンルによってはチェックしたほうが良いかもしれませんね。
3.悪質な転送URL
以前よりは少なくなったような気はしてますが、まだまだ注意が必要です。実際飛んだ先に簡単なプログラムが仕込まれていたりする場合もあります。
Mac利用ではあまり聞きませんが、Windowsの方には幾度と無く「ポップアップが消えない」と助けて電話がかかってきました。実際潰れたゴルフ場のドメインを再利用している超悪質な被害も聞いています。
こういった被害はポップアップブロックで対応できるのかどうかも定かではないので、事前に飛び先等が見えたら幾分引っかかりにくくはなるでしょう。
URL Uncoverで短縮URLの脅威を暴く
実際にbit.lyで私がTwitterに投稿しているアドレスをチェックしてみました。
タイトル等は表示されませんでしたが、スクリーンショットが見える他にTrust Level(セキュリティ)がGreen(安全)になってました。
この安全レベルはMcAfee Site Advisorの結果だと言うことですので、一応の目安にはなりますね。
[外部LINK:URL UNCOVER]
まとめ
時代が進めば進んだだけ新たな手法が生まれます。イタチごっこなのですがリスクが出来れば対策もされます。
しかし最終的には個人がどれだけセキュリティに関心をもてるかだと私は思います。興味本位でポチっと行く前にちょっと寄り道してチェックすれば対処できる事も多々あると思うので是非利用して下さい。
以前にInfoBackerでクラウドとセキュリティについても書いているので合わせて読んでみてくださいね。
もしあなたがこの記事に共感を持ったら「シェア」してくれると嬉しいです。 @dnc_akiraでした。