今後はサードパーティ製アプリからiCloudのデータを使用する際には『2ファクタ認証』が必須になるという事で私は現在2ステップ認証なのですが、2ファクタ認証へ移行しました。
同じような方も多いと思うので2ステップ認証→2ファクタ認証への移行手順をまとめておきます。
2ファクタ認証とは
まず2ファクタ認証は2ステップ認証とどう違うかというと、どこでAppleIDにログインされているかを位置情報も合わせて確認をとるところが大きな変更点かと思います。
確認後は電話番号宛にSMSでロック解除パスワードが送信されるのでそれを入力して解除可能です。
まぁ今後必須という事であれば仕方ないのでまずは2ステップ認証を解除して2ファクタ認証を有効化させていきます。
2ステップ認証の解除
2ステップ認証の解除はApple IDの管理画面から解除する必要があります。
- セキュリティから2ステップ認証の解除
- セキュリティ質問の設定
- 修復用メールアドレスの確認・再設定
手順としては上記の3つになります。
1.セキュリティから2ステップ認証の解除
ログイン後セキュリティの項目の右にある『編集』から2ステップの解除メニューが表示されます。
画像はMacでの状態ですが、「2ステップ確認を無効にする」をクリックして進めていきます。
2.セキュリティ質問の設定
2ステップ確認を無効にするを進めるとセキュリティ質問の入力が表示されます。
3つの質問を選んでそれぞれ回答を入力します。因みに3文字以上の答えでないと受け付けてくれませんでした。またこの質問は忘れると面倒なのでメモをとっておくことをおすすめします。
修復用メールアドレスの確認・再設定
最後に修復用のメールアドレスが聞かれるので設定していない方は設定し、している方は確認後問題なければそのままでOKです。因みに私はGmailをこれまで使ってたのですが受け付けてくれませんでした。
キャリアメールも使えるようですが推奨はしていないようです。
ここまでで2ステップ認証は無効になったので次は2ファクタ認証を有効にしていきます。またこの時Mac・iPhone・iPad等の全ての端末からAppleIdの設定が促されるポップアップが出るのですが、取り敢えずそのままにしておきましょう。
2ファクタ認証を有効化
2ファクタ認証は手持ちの端末から1つだけを使ってまず有効にします。方法は上記で書かれていますが、私は取り敢えずiPhoneに表示されているAppleIDの設定から認証させました。
- AppleIDにパスワードを入力してログイン
- 2ファクタ認証を有効にする
- SMSで送られてくるパスワードを入力し有効化
AppleIDのパスワードを使ってログイン後に画面上では2ファクタ認証の有効化が表示されている状態だったのでそこをタップして進みました。
この画面で「2ファクタ認証を有効にする」をタップすれば直ぐに端末のSMSに確認証パスが送られてきます。
送られてきた6桁の2ファクタ認証パスを入力すれば有効化の完了です。手順的にはすごく簡単です。因みにこれまで2ステップ認証を使ってなかった方は設定アプリを開いて有効化させましょう。
全ての端末を認証
取り敢えずここまでで2ファクタ認証は有効化されました。
ただ忘れてはいけないのが現在Mac・iPadや古いiPhoneなんかもAppleIDの設定ポップアップが出ている状態であるということ、また出ていない方も認証をしてやる必要があります。
MacやiPadのAppleIDの設定ポップアップからパスワードを入力しログインすると設定を終えたiPhoneに確認の通知が届きます。勿論現在自分が設定しているので次に進み、認証済みiPhoneに送られてくる2ファクタ認証パスをMacやiPadに入力して認証していきます。
因みに認証が解除になった端末には2ファクタ認証パスが送られてくるようになります。
この作業を繰り返して全ての端末でサインインを済ませれば完了です。
まとめ
端末が多いとちょっと時間がかかりますね。2ファクタ認証が必須になるのは2017年の6月15日からだそうなのでそれまでに時間をとって2ファクタ認証を導入しないといけませんね。
まぁセキュリティにもいいのでなるべく早めに導入しておきましょう。