Appleが教育機関向けにリリースしたiPadApp『クラスルーム』。日本語にも対応していますが、学校がiPad導入に向けてのキラーアプリになるのでしょうか
クラスルームはこんなアプリ
実際私は教育者でもなんでもないので使ったことは勿論ありませんが、どういった事が出来るかというと
生徒のiPadと共有させる(近くにある生徒用デバイスに接続)させることで以下のことが可能になります。
- 生徒の作業を開始する/作業に集中させる/作業を一時停止する
- 生徒が見ているものを“画面表示”で見る
- 生徒の作業を教室のApple TVで共有する
- パスワードを忘れたら、教室の中で直接リセット
- グループを使って生徒のデバイスを編成する
講師権限なら確実に生徒に今見て欲しいものを表示、聞いてもらいたい時のiPadのロック、作業状況の確認が出来そうですね。
導入・普及には時間がかかる
まぁ凄く便利そうなアプリではありますし、父兄のひとりとして学校教育のデジタル化には賛成です。しかしやはり子供に高額のiPadを持たせるという事に抵抗を感じる方も少なくはないでしょう。
そうなった場合に高学年・中学生対象になっちゃうと、私は低学年からこそ感覚的に使ってもらいたい気がします。
もちろん教員側にもアプリを使いこなすまでの講習も必要でしょうし、モラル的な部分でも徹底させないといけないでしょう。
あとがき
まぁどうすれば日本の教育機関に導入が促進されるのかと考えると廉価版のような教育向けiPadの導入が一番手っ取り早い気がします。
廉価版なので教育向けアプリを中心として、その他の機能はそぎ落としていく感じですかね。
ただそうなると最早iPadではないという(笑)
ただ学校教育での普及は時間がかかるかもしれませんが、講座等ではクラスルームが活躍するシーンが早めに出てくるかもしれませんね。